タイ国際航空は、2024年1~7月の国内・国際線で最も人気のある路線が東京(成田)だったと発表した。スリランカのコロンボ線は前年比100%以上成長し、上海線も80%増加した。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、同社の最高商務責任者のキティポン氏は、バンコク~アジア路線の人気5路線を発表。1位:東京(成田)、2位:香港、3位:大阪、4位:シンガポール、5位:韓国(ソウル)だった。
東京は引き続きトップの渡航先だが、シンガポールと上海は香港と大阪を抜き、上位にランクインした。
一方、高い成長率を示した路線は、スリランカのコロンボ線や上海線。中国はタイ人旅行者の穴場スポットで、自然、歴史、文化、ディズニーランドなど、日本や韓国と異なる体験を求める旅行者にとって魅力的な観光スポットが揃っているという。
同社は2025年に向けて、上海やコロンボ、テンパサール(バリ島)を含む複数路線の増便を計画。前年比でタイ人旅行者が増加した中国・広州市など、潜在性の高い市場にも注目しているという。
同社は、今年第4四半期の旅行促進のため、マスターカードと提携。タイ航空アプリや公式サイトでタイ初アジア路線への往復航空券を予約し、マスターカードで支払うと、1席2000バーツの割引を適用する。コード「MCTHASIA」を入力する必要がある。予約期間は9月30日まで。移動期間は12月31日まで。