タイ国際航空は16日、中央破産裁判所の再建手続き終了を受け、8月上旬にタイ証券取引所に再上場する計画を発表した。
マティチョンなどの報道によると、同裁判所は16日、同社が4月28日に提出した、更生手続きの終了を求める申し立てを承認。タイ国際航空が再建計画を遵守したため、同裁判所は再生計画の中止を命じた。
同社は16日にも最初の取締役会を招集し、新会長を選出する予定。
同社再建委員会のピヤサワット氏は、同社が過去4年間、組織再編と飛行路線の拡大、保有機材の調整、サービスと客室改善、デジタルシステムのアップグレード、収益創出能力の強化、コスト削減に注力したと語った。負債額は約4000億バーツから955億バーツに減少したという。