タイ東部ラヨーン県ムアン郡のスアンソンビーチで、大量に打ち上げられたピンク色のナマコが見つかった。当局によると、嵐と強風による自然現象で、数百メートルに渡る海岸線が、赤みがかったピンク色に染まる珍しい光景が見られた。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、報告を受けた天然資源環境省は緊急調査を実施。異常気象や嵐の影響で、ナマコが海岸線に押し上げられた珍しい自然現象の可能性が高く、海洋生態系に脅威を与えるものではないという。満潮になれば、自然に海に戻る見込み。
だが、ナマコが皮膚刺激を引き起こす防御物質を分泌する可能性もあるため、同省は観光客に対し、ナマコに近づいたり直接触れたりしないよう警告した。
調査チームによると、打ち上げられたた生物は「ピンクナマコ(学名:Cercodemas anceps)」。ピンク色のトゲがあるため、「ピンクトゲナマコ」とも呼ばれる。海底に生息し、キュウリやソーセージに似た柔らかい体で、皮膚は小さな突起やトゲで覆われている。海底の有機物やゴミを分解する「海の掃除屋」の役割を果たしている。