インスタントハウスの開発や販売を手がけるライフル・アーキテック(LIFULL ArchiTech、東京都千代田区)はこのほど、タイでのインスタントハウスの本格展開を目指し、タイ工業用テント会社のトーマスエンジニアリングとの業務提携を開始した。
同社によると、提携により、トーマスエンジニアリングの強みであるテントの製造力と資材調達力を活かし、タイ現地での事業を展開。ライフル・アーキテックのノウハウをトーマスエンジニアリングへ提供し、現地で製造・販売・設置まで一貫した体制を構築する。
インスタントハウスは、テントシートを空気で膨らませながら、内側から断熱材を吹き付けた構造物。1棟あたり数時間で設置可能で、長期間の工事や大きな資材搬入が難しい場所でも初期コストを抑えて設置することができる。観光地でのグランピング施設や、被災地や難民キャンプの居住空間、店舗利用にも活用できる。
ライフル・アーキテック取締役COOの山仲典さんは、「タイでは観光需要の拡大と共に、自然災害や気候環境への対応を求められている。快適性と施行性を両立できるインスタントハウスには大きな可能性がある」と述べた。