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　タイ国際航空は5月8日の第14回執行委員会で、同社が99.99％の株式を保有する子会社のタイスマイル航空を解散する法的手続きを承認した。タイ証券取引所に通知した。

　プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同社は5日付けで、商務省事業開発局（DBD）に会社の登記を完了。子会社の解散は、タイ国際航空の事業に影響しないという。同社は今後、法的手続きを進め、タイスマイルを清算する。

　タイスマイルは2013年10月設立。タイ国際航空が全額出資し、登録資本金18億バーツで発足した。2014年14月から、スワンナプーム国際空港発着で国内10路線を運航。2023年12月31日午後8時45分のハートヤイ発バンコク行きが最終便となった。

　財務記録によると、タイスマイルは12年間、毎年損失を計上。累積損失は209億2900万バーツだった。