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　商船三井（東京都港区）のグループ会社MOL ENERGIA PTE. LTD. （シンガポール）は24日、タイ素材最大手のサイアム・セメント・グループ社（SCG社）のタイ子会社SCGケミカルズ社（SCGC社）との間で、新造の液化エタン輸送の専用船VLEC（Very Large Ethane Carrier）3隻の長期用船契約を1月23日に締結したと発表した。

　商船三井によると、３隻は、サムスン重工業（韓国）が建造し、2027年竣工予定。全長230メートル、船幅36.6メートル、容量10万立方メートル。

　新造船は、エタン二元燃料推進機関を搭載。従来の重油燃料船と比較して、温室効果ガスや硫黄酸化物、窒素酸化物の排出を抑制できるという。