タイ工業省経済局(OIE)の発表によると、2026年8月の製造業生産指数(MPI、基準年2021年=100)は103.43で、前年同月比4.4%増加した。設備稼働率は58.3%。電子製品の世界的需要がけん引した。
現地報道によると、OIEは国内産業の構造変化をより適切に反映させるため、ハイテク製品や新規工場の要素をMPI評価に追加する改訂をしたと明らかにした。特に輸出価値が高く、世界市場の需要によって成長の可能性を秘めた製品を中心に対象範囲を拡大し、工場データのサンプリング範囲を広げることが目的。
ノートパソコンや光トランシーバー、プロセッサ用電源などの製品を調査対象に追加。集積回路やその他の電子部品分野で新設された工場も調査対象に含めた結果、8月のMPIは103.43に達した。調整前の評価では96.04。
8月のMPIにプラスの影響を与えた産業は、通信機器(24.4%増)、精製石油製品(8.1%増)、電子部品・回路基板(14.6%増)。
マイナス影響を与えた産業は、プラスチック・ゴム(13.4%減)、コンピューター・周辺機器(10.9%減)、鉄鋼製品(7.6%減)。
OIEは、指数の評価方法の改訂に伴い、2026年のMPI予測値を従来の0~0.5%から2.75~3.75%に上昇修正。工業GDP成長率の予測値も従来の0.75~1.75%から0.8~1.8%増に調整した。