システム開発・運用保守などを手掛けるプログレス(東京都千代田区)は20日、タイ法人プログレス・オール(タイランド)(以下、PAT)をバンコクのワッタナー区に設立し、2024年12月から事業を開始したと発表した。現地法人の設立により、海外のIT人材の獲得を目指す。
同社によると、設立日は2024年10月4日。同社は日本本社と連携し、システム開発とグループプロダクトの設計・開発・運用保守を行う。日本本社が担当する案件のうち、基本設計からシステムテストフェーズを担当する。
また同社は、先端(高度)IT人材の育成を進める。日本式の開発を理解し、日本のIT業界に貢献してくれるエンジニアの獲得を目指すという。
経済産業省の調査によると、IT人材は2030年に最大約79万人不足すると同時に、従来型IT人材は10万人余る見込み。