タイで15店舗を展開する日本の焼き肉店「焼肉ライク」は2025年、タイでの認知度を高めてバンコク首都圏に3店舗をオープンし、カンボジアとラオスにも出店を計画している。2024年末までの売上は15%増、2025年末には20%増加する見込み。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、焼き肉ライクを運営するMXジャパニーズフードコンセプト(タイ)のマーケティングマネージャーのティブスダー氏は、レストラン事業の競争は非常に激しく、ローカル店もチェーン店も毎年多くの店がオープンするため、顧客獲得のための手腕が問われると述べた。
焼き肉ライクは11月27日、バンコクの新複合施設ワン・バンコクに15番目の店舗をオープン。若年層や新卒者層をターゲットに、今後の顧客増加を見込んで座席数を約30席増設した。
同社は今後、店舗拡大とブランド認知度の向上に注力する。2025年にはバンコク首都圏で3店舗を新設する予定で、2028年には現在15店舗から30店舗に拡大する計画。観光都市に7~10店舗、残りはバンコク首都圏になる見込み。
同社は2021年にタイ市場に参入。2025年までに30店舗の展開を目指していたが、達成できなかったため、目標を変更したという。ブランドキャンペーンに1200万バーツの予算を投入し、オンラインプラットフォームと連携してブランド認知度を高め、特にZ世代の顧客獲得を目指す。