商業施設開発のセントラル・パタナ(CPN)はこのほど、タイ東部チョンブリー県パタヤにある商業施設セントラル・マリーナを改装し、アウトレット店としてオープンした。
マティチョンの報道によると、パタヤならではのビーチをテーマにしたアウトレットで、午前0時まで買い物ができるナイトマーケットや、地元屋台約100店が並ぶ。1日当たりの目標来場者数は3万~3万5000人。
CPNのマーケティング最高責任者のナッタキット氏は、パタヤは経済と観光の大きな可能性を秘めた都市だと述べた。集客エリアには約500万人以上の住民と、国内外から多くの旅行者が訪れる世界クラスの観光都市で、セントラル・マリーナ・アウトレットの開業は都市を充実させるだろうと語った。
パタヤは2023年、「世界で最も訪問者が多い都市」の15位にランクイン。約944万人以上の外国人旅行者を魅了した。
チョンブリー県では、パタヤのモノレール3路線(グリーンライン、レッドライン、パープルライン)や、3空港(ドンムアン、スワンナプーム、ウタパオ)を結ぶ高速鉄道事業など、複数の大規模公共事業が進行中。また同県は購買力の高い家庭が多く、私立教育委員会事務局の2023年データによると、インターナショナルスクールが13校あり、バンコクとチェンマイに次いで多いという。