ユアサ商事(東京都千代田区)は11月29日、タイ・バンコクに建設していた現地法人ユアサ・トレーディング(タイランド)の新社屋が完成し、2024年12月2日から新本社として営業を開始すると発表した。タイ国内に2カ所あった拠点を統合し、南アジアブロックの中核拠点として情報発信を強化する。
同社によると、新社屋はバンコク都バーンナー区に設立。鉄筋コンクリート造4階建て。事務所機能に加え、1階にはショールームスペースを設置。プライベートショーやセミナーなどを通じ、社屋に採用している日本製品やソリューションを紹介。「見て体験できる場」として、南アジアブロック(タイ、インドネシア、ベトナム、インド、フィリピン、マレーシア)全体へ情報発信する。
社屋には太陽光発電システムや高効率空調設備、立体駐車場、アルミ製カーポート、インテリアなど最新の日本の製品を採用している。