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　米アルファベット・インク傘下のグーグルは9月30日、タイに10億ドル（360億バーツ）を投資してデータセンターとクラウド・リージョンを設立すると発表した。2029年までに1400億バーツの経済価値を創出し、2025年から2029年までに年間平均1万4000人の雇用を創出する見込み。

　プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、データセンターは東部チョンブリー県のWHA工業団地に開設し、クラウド・リージョンは首都バンコクに設置される予定。

　同社は、タイでのデジタルインフラ拡大により、グーグルクラウドや人工知能（AI）革新に加え、グーグル検索、グーグルマップ、グーグルワークスペースなど同社の人気サービスへの需要の高まりに応える。
　
　同社の投資計画は2022年、政府機関向けに発表していたタイでのクラウド・リージョン設立計画に続くもの。政府機関や民間企業はAI/ML（機械学習）を活用し、オンデマンド処理を簡単かつ迅速に進められるようになるという。