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　パナソニック・エナジーは10日、CPオールと協業し、タイ国内のセブンイレブン1000店舗に使用済み乾電池の回収ボックスを設置したと発表した。長期的な環境負荷の軽減に貢献する取り組みの一環。

　パナソニック・エナジーによると、同社は2022年6月、タイのセブンイレブン31店舗で、使用済み乾電池の回収を開始。2024年3月、回収した乾電池のリサイクルスキームを確立した。

　また同社は同時期、タイ製鉄会社のUMCメタルズと協業。UMCメタルズが有する、使用済み乾電池を溶解する電炉「ECOARC(TM) Furnace」を活用し、再利用可能な材料を取り出すことが可能になったという。

　同社は2020年から、乾電池の梱包に紙パッケージを順次採用。国内外の工場でCO2排出実質ゼロ化を進めるなど、環境負荷低減に向けた取り組みを行っている。