タイエネルギー最大手PTTの電気自動車(EV)電池会社Nuove Plusと、中国EV電池会社Gotionハイテックの合弁会社「NV Gotion」は7日、中部ラヨーン県のサイアム・イースタン工業団地2(プルワックデーン郡)で、EVバッテリー生産工場を開設した。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
NV Gotionがタイに生産工場を開設するのは初めて。年末までにEV向けリチウムイオン電池を生産・出荷する。初期段階は年産2ギガワット、第二段階では年産8ギガワットに拡大する予定。
PTTのアタポンCEOと、Gotionハイテックのリー・ジェン会長が開所式に出席。ザ・ネイションによると、アタポン氏は「タイのエコシステム構築を加速するため、高品質のバッテリーを含む新技術と技術革新を導入する」と述べた。
NV Gotionは、Nuovo PlusとGotionハイテック(Gotion)の合弁会社。投資割合は51%と49%で、登録資本金6億バーツ以上。