中部電力は19日、タイの配電・小売公社Provincial Electricity Authority(PEA)と、脱炭素に特化した新規事業の展開に向けた協力協定を締結したと発表した。
PEAは、タイ全土の9割以上(首都圏以外)を供給エリアに持つ配電・小売公社。中部電力は、2019年から同社と電力分野で技術協力を進めてきた。今回の協定で、従来の枠組みを超える新たな協力体制を構築する。
具体的には、再生可能エネルギー電源を活用した小規模電力網(マイクログリッド)事業や、電力会社などからの要請に応じて利用者が使用電力量を抑制するデマンドレスポンスのための電気自動車(EV)の活用、次世代スマートメーターの導入事業、スマートメーターのデータを活用した事業などを検討する。
中部電力によると、同社は2019年の協力協定で、配電系統運用の高度化やマイクログリッド運用などに関する技術協力を進めてきたという。