訪タイした資源エネルギー庁小林国際資源エネルギー戦略統括調整官は13日、タイ発電公社(EGAT)が脱炭素化を検討しているマエモ石炭火力発電所(タイ北部)を視察し、CCS(二酸化炭素の回収・貯留)、太陽光やバイオマスなどを同発電所に導入することや、マエモ地域の開発について意見交換した。EGATはCCSの活用に向けた検討について、日本との協業に高い期待を示したという。
視察に先立ち、12日にはエネルギー省のクリット次官と、エネルギーパートナーシップ実現に向けて政策対話を行った。両者は、日タイ企業間の具体的な協業プロジェクトの更なる創出が重要であることを確認。アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)構想の実現に向けて協力していくことで一致した。
政策対話では、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする「2050年カーボンニュートラル」に向けた取り組みを共有。分離・貯蔵したCO2を利用するCCUS 、EV・バッテリー、水素・アンモニア、再生可能エネルギー・省エネルギー、LNG・ガスといった、タイのカーボンニュートラル実現に必要な個別の技術分野について、意見交換を行った。