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　タイ国際航空（THAI）は需要急増に対応するため、2023年に航空機を少なくとも9機増やす計画を明らかにした。パンデミック流行中に使用していなかったエアバス（A330-300）3機とボーイング（B777-200ER）2機をメンテナンスして復帰させるほか、新たにエアバス（A350-900）4機を追加レンタルする。

　タイ航空会社（AOT）と運輸省が検討しており、来年の早い時期に許可が下りる見込み。追加分の航空機は日本、韓国、シンガポールなどの需要が高い便に投入し、今後回復が見込まれる中国人観光客向けにも備える。

　現在、航空便の需要は飛躍的に回復しており、THAIの搭乗率は約85％。低価格ブランド「タイスマイル」の国内便も好調で、航空機の増強が不可欠となっている。