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　国営タイ石油会社PTTと電子機器製造のフォックスコン（本社：台湾）の合弁会社であるホライゾン・プラスは、2024年の電気自動車（EV）生産・納入を目指し、ロジャナチョンブリ工業団地（タイ東部チョンブリー県）で生産工場を建設中だ。地元メディアのタイラットが2日伝えた。

　PTT取締役会長トサポーン氏は「安定したエネルギー供給は国家の重要な使命だ。特にクリーンエネルギー時代へと変化する時期に、EV車への投資は重要な任務の一つであり、工場の起工式は重要な出発点になる。フォックスコンと共同生産することで、重要な部品の製造など、様々な開発の基盤となるだろう」と述べた。

　交通ルート313号線に隣接した工業団地内に建設中の同工場は、2023年末の完工と2024年の生産開始を予定している。高度な技術・知識を持つ2,000人を雇用する。

　ホライゾン・プラスは年間5万台から生産をスタートし、2030年までに年間15万台へ拡大する計画だ。