三井造船は、グローバル事業の展開加速・拡大のため、タイのバンコクに情報収集及び営業拠点として新会社MESタイランドを今年1月1日に設立し、今月1日から営業を開始したと発表した。
ASEAN諸国の中でも特にメコン経済圏(タイ、ミャンマー、カンボジア、ラオス、ベトナム)は昨今の経済発展がめざましく、昨年末にはアセアン経済共同体(AEC)が発足し、今後も域内市場のさらなる発展が見込まれており、同社グループとしても将来の有望市場として期待しており、特に外国投資が増加しているメコン経済圏については、、経済回廊上の道路・橋梁整備、港湾整備、発電案件等の社会インフラ案件や民間投資案件、現地進出企業向け案件、資機材の調達等に関するビジネスチャンスが拡大していることが新会社設立の理由。
新会社の資本金は200万バーツ。三井造船が49%、SBCS及びSMBCマネージメント・サービスがそれぞれ19%、ニッポンS&Jコンサルティング(NSJC)が13%出資する。