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　曙ブレーキ工業は、アセアン地域での競争力強化のため、タイに鋳鉄部品製造の合弁会社Ａ＆Ｍキャスティング・タイランドを設立したと発表した。

　タイ市場はここ最近急激な自動車生産・販売の伸長から一転して、低調な生産・販売となっているが、中長期的には自動車用鋳鉄部品の需要は拡大すると予測しており、今回新会社の設立に至った。
今後アケボノ・ブレーキ・タイランド向けにブレーキキャリパー用鋳鉄部品を中心として、２０１７年までに月産６００トンを生産していく。

　新会社は曙ブレーキ工業が７４．９％、真岡製作所が２５．１％出資、投資額は２２億円、生産開始は２０１６年８月を予定している。