タイ・タップ・ウォーター・サプライ(TTW)は、5月12−13日の期間で一般向けに、一株当たり4.20バーツで10億株を販売した後、株主構成に4つの外資系金融機関が入ったことが明らかとなった。現在株式4.07%保有のBNPパリバ、同1.53%保有のモルガンスタンレー、同1.25%保有のアメリカン・インターナショナル・アシュアランス、同0.72%保有のシティグループが大株主上位に入っている。
また筆頭株主であったCHカンチャーン(CK)が、47.11%保有していた株式が、35.26%まで減少していたことがわかった。
今後TTWは、タイ証券取引所(SET)にて5月22日より取引が開始される。
TTWは、チョーガーンチャン(CK)と三井物産の合弁会社で、2004年に事業を開始し、タイ国地方給水公社(PWA)向けにバンコク近郊のナコンパトム県、セムットサコン県において上水供給事業などを行なっている。