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　タイ国際航空（ＴＨＡＩ）代表取締役代行ナロンサク氏は、タクシン派団体の反独裁民主戦線（ＵＤＤ）を中心とした赤服集団によるデモによってタイ国内の政情が悪化したものの、４月の同社航空券予約のキャンセル率は軽微だと発言した。また今年第２四半期の搭乗率を当初の目標どおり７４．５％以上を目指すとしている。

　同氏は、現在四月の搭乗率は７５％と目標の数値を上回っているものの、４－５月期は乗客の少ないローシーズンであることに加え、今回の国内の混乱でキャンセルが増える可能性を危惧しているという。

　だが今年第１四半期の搭乗率が目標の７０％を越え８０％となったことで、同四半期の純利益が２０億バーツ前後となる見通しだと明かした。