マハーサーラカーム大学(東北部マハーサーラカーム県)の1年生の健康診断で、33%に当たる約4200人が肝吸虫(かんきゅうちゅう)感染症の陽性反応が出たことが分かった。隣接するラーチャパット・マハーサーラカーム大学の1年生380人も感染が確認された。
マティチョンなどの報道によると、同県保健当局は7日、県内の住民2万人を対象にした調査で、肝吸虫感染率が11%に上ったと明らかにした。大学1年生の割合は更に高く、マハーサーラカーム大学の2026年度新入生1万2733人のうち、4233人(33%)が陽性。
ラーチャパット・マハーサーラカーム大学で行った同様の検査では、新入生1922人のうち380人(19%)が感染していた。
同県のチュンピット知事は、パパイヤサラダ(ソムタム)を要因に挙げ、加熱調理していない発酵魚を使っているレストランを検査するよう指示。寄生虫がいる淡水魚を加熱調理せずに摂取することで肝吸虫に感染するため、当局は適切に加熱した魚の使用を推奨している。今後、基準を満たすレストランを認定する方針。
マハーサーラカーム大学の学生育成担当のニッタヤ准教授は、学生の多くが東北部出身で、生魚や発酵魚を使った料理が定番だと指摘。地元業者が安全に調理しているか不明だと述べた。
同大学は、校内カフェエリアや近隣のタラートノイ市場の業者を対象に、食品安全研修への参加を呼びかける緊急キャンペーンを始める。