タイ商務省貿易政策・戦略事務局(TPSO)の発表によると、2026年6月の消費者物価指数(CPI、464品目、2019年=100、速報値)は102.85で、前年同月比2.42%上昇した。燃料価格の上昇や、公共交通機関の運賃値上げ、調理済み食品価格の上昇が主な要因。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、同局のナティヤ局長は、中東戦争の影響で、国内の燃料価格が前年より高い水準で推移していると述べた。燃料費の高騰で公共交通機関の運賃も前年比で増加している。
食品・飲料以外の部門は同3.31%増。ディーゼルやガソホール、ガソリンの価格上昇に加え、公共交通機関の運賃、家賃などが上昇した。一方、電気料金やホテル宿泊料金、パーソナルケア用品、衣料品などの品目は価格が下落した。
食品・ノンアルコール飲料部門は同1.03%増。調理済み料理や麺類、カレーライス、ガパオライス、カオパッドなどの食品価格が上昇した。一方、豚肉やスティッキーライス、一部の生鮮野菜は値下がりした。
変動の激しい生鮮食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は1.23%上昇。5月の0.92%増から加速した。
ナティヤ局長は、調理済み食品価格が全体的に上昇し、単品料理の値上げ幅も比較的大きいと指摘。電気料金が昨年同期よりわずかに低く、十分な供給量が見込まれる食肉価格が下落する可能性が高いことから、インフレ圧力の緩和に役立つとした。