タイ商務省は、2025年のタイ産米輸出量が、目標の750万トンを上回る790万トンに達したと発表した。輸出額は1482億400万バーツ(約45億1500万ドル)。
カオソッドの報道によると、同省外国貿易局(DFT)のアーラダー局長は、ベトナムやインド、パキスタンなど主要輸出国との激しい価格競争が原因で白米と香り米の輸出量が減少したが、他の全種類のコメの輸出量は前年に比べて増加したと説明した。
輸出量が多かったのは白米(362万トン)で、前年比39.9%減。全体の45.8%を占めた。次いでジャスミンライス(176万トン、0.6%増)、パーボイルドライス(151万トン、18.9%増)、香り米(59万トン、6.4%減)、スティッキーライス(33万トン、10%増)、玄米(9万トン、200%増)。
主な輸出市場は、イラク100万トン(0.4%増)、南アフリカ88万トン(5.1%増)、アメリカ82万トン(3.6%減)、中国65万トン(49%増)、セネガル29万トン(41.1%減)。
同局は、2026年の輸出量も「引き続き厳しい」とし、約700万トンと予測。米国では厳しい価格競争が続き、インドネシアでは食糧自給政策により、輸入需要が大幅に減少する見込み。一方、一部の国は、食料安全保障の強化のためにコメ備蓄を増強する可能性があるという。