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　タイ国家経済社会開発局（ＮＥＳＤＢ）は、今年第１四半期のタイのＧＤＰ成長率が前年比マイナス７．１％となったことを明らかにした。この大幅なマイナスの理由として、世界経済が予測以上に悪化したことでタイ国内経済、特に輸出業に大打撃を与えたためだとしている。

　また今後も世界経済は停滞を続け、輸出業を中心に影響を与えることから、今年第２四半期もマイナス成長となる見通しだとしている。だが同四半期の成長率は第１四半期よりは悪化しないと予想している。

　この大幅なマイナスの結果を受け、同局は今年通年のタイの同成長率予測を０％からマイナス１．０％としていたが、マイナス２．５％からマイナス３．５％に引き下げた。