在タイ日本国大使館によると、日本政府は3日、令和7年度秋の叙勲受賞者を発表し、タイでは4人が勲章を受章した。
 裏千家淡交会バンコク協会会長のブーイ・文子氏(Mrs. Fumiko Boughey)は、「日本文化普及功労」の功績で、旭日双光章を受章した。ブーイ氏は、裏千家淡交会バンコク協会に入門した昭和51年以来、タイで長年にわたり茶道を通じて日本文化を紹介。大学講義・文化交流・王室関連茶会を主導するなど、日本・タイ両国間の友好親善と相互理解に貢献した。
 元在タイ日本国大使館現地職員のソンブーン・アピワンシー氏とチンタナ・ウドムラープタム氏は、「日本国在外公館活動に寄与」した功績で瑞宝双光章を受章。ソンブーン氏は昭和59年6月、チンタナ氏は平成3年8月にそれぞれ同大使館職員として採用され、令和6年5月に退職するまで非常に強い責任感を持ち、勤勉かつ意欲的に業務に取り組み、日本とタイの関係強化に貢献した。
 元在タイ日本国大使館現地職のエカチャン・チャオマイ氏は、「日本国在外公館活動に寄与」した功績で、瑞宝単光章を受章。エカチャン氏は、平成2年7月に同大使館職員として採用され、平成31年3月に退職するまで、忠実かつ誠実に業務に取り組み、日本とタイの関係強化に貢献した。