バンコク都庁(BMA)は16日、先月崩落したドゥシット区サームセーン通りの路面修復に向け、サームセーン警察署の解体工事を22日に開始する予定だと発表した。
現地メディアによると、ウィサヌ・サブソンポン副都知事は、サームセーン通りの修復が進み、14日から16日にかけて約5330立方メートルの砂を投入したと報告。現在の路面は、元の道路面から約2.6メートルまで埋め立てたという。地下の状態は安定しており、警察署の建物解体を進める前に、さらに約2メートル埋め立てる方針。
警察署の解体後、ワシラ病院駐車場入り口から路面の修復作業を開始する。工事は数カ月かかる見込み。
警察署の解体工事は4~5日、瓦礫の撤去にさらに約1週間かかる見込み。ここ数日の大雨影響で崩落現場に水が溜まっているが、当局は、地下トンネルまで雨水が漏れていないことを示す良い兆候と見ている。