中国の大型連休である国慶節(9月28日から10月6日)の期間中、中国からタイへの航空便の搭乗率99%と通常の3倍となり、1日当たり約2万人が入国した。往復航空券の運賃は400%高騰した。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、タイ旅行代理店協会(ATTA)のアディット・チャイラッタナン事務局長は、中国の大型連休に活気を取り戻し、最新の数字は急激な回復を示していると報告。
9月26日以降、中国各都市からタイへの航空便はほぼ万席で、搭乗率は平均99%と通常の3倍に達した。1日当たりの到着人数は2万人超。
9月26日から10月2日の訪タイ外国人旅行者は58万6942人。そのうち中国人旅行者は12万3752人で、全体の21%を占めた。中国人旅行者は9月26日に1万1649人、10月1日に2万3902人、10月2日に2万2000人と着実に増加した。
中国の旅行代理店によると、10月7日から9日までのバンコク発北京行きの往復航空運賃はが、通常の1500~2000元から4000~5800元に高騰。中国東方航空や海南航空、中国国際航空、ベトジェットエアなどの複数の航空会社は、前売り航空券がほぼ完売したと報告している。
また、Airbnb Chinaによると、同期間に最も検索された海外旅行先トップ10は、1位:日本、2位:イタリア、3位:フランス、4位:スペイン、5位:ユージーランド、6位:韓国、7位:インドネシア、8位:オーストラリア、9位:アメリカ、10位:イギリスだった。