環境保護団体の2024年データによると、タイの森林率は31.5%に減少し、中部ノンタブリー県とパトゥムターニー県ではほぼ全ての森林が消失したことが分かった。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、スーブナーカサティアン財閥は、タイの森林面積を1億178万5271.58ライで、2023年から3万2884.18ライ減少したと報告した。ノンタブリー県とパトゥムターニー県では森林地域が消失。地域別では、中部と東部を除く全地域で森林面積が減少した。
森林面積は、人為的要因や自然災害の影響で年々減少。過去10年間で約30万ライを消失し、更なる自然災害の要因にもなっている。国の林業政策では森林40%維持を目指しているが、今後も減少する見込み。
各地域の森林面積は以下の通り。
・中部:地域面積の21.6%(1227万4498.17ライ)、1万1032.01ライ増
・東北部:地域面積の14.9%(1560万7397.46ライ)、732.61ライ減
・東部:地域面積の21.9%(470万7727.11ライ)、4373.59ライ増
・西部:地域面積の58.8%(2002万1357.66ライ)、1万2448.71ライ減
・南部:地域面積の24.33%(1122万7655.72ライ)、5224.55ライ減
・北部:地域面積の63.19%(3794万6635.46ライ)、2万9883.91ライ減