小学3年生の児童がインターネット経由で電子タバコを注文し、学校に配送してもらう-。そんな衝撃的な事例をタイ健康促進財団が23日、北部チェンマイ県で開催した健康セミナーで紹介し、若年層の間で増加する電子タバコの使用に警鐘を鳴らした。
現地メディアの報道によると、同財団は同県のウィントリー・シティリゾートホテルでセミナーを開催。専門家チームが実際に目撃した事例として、東部サケーオ県アランヤプラテート郡の小学3年生がインターネットで電子タバコを注文し、学校に配送させた事件を紹介した。
学校側は中身を確認しようとしたが、児童は拒否。その後、児童は数人でお金を出し合って電子タバコを購入したと告白。仲間と一緒に使うつもりだったという。
電子タバコ製造・販売業者は近年、人気のキャラクターをデザインに使用し、販売価格を安くするなど、若年層をターゲットにしていることが判明している。一部では電子タバコを子どもに預け、1日5バーツの分割で学校で販売させる親もいるという。
同財団は、子どもの免疫力は大人より低く、若年層をターゲットにした電子タバコ販売は残酷な商売だと指摘。電子タバコに含まれる化学物質が子どもの脳を損傷させると警告している。