米人気SFホラーテレビシリーズ「エイリアン:アース」が、8月13日から全世界で放送されている。同作品は、タイ観光局が米ディズニー公式動画配信サービスのディズニープラスと提携し、タイの7都県で撮影を敢行。制作費は外国映像作品で最高額の28億バーツになるという。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、同ドラマはバンコク、パンガー、クラビー、ナコーンパトム、スラートターニー、プラチュワップキーリーカン、サムットプラーカーンの7都県で、約2年間に渡り撮影した。
投資額は外国映像作品として最高額の28億バーツ。タイ人雇用は2万4787人に上り、助演俳優や撮影監督、音響技師、照明技師、美術監督、その他スタッフらが撮影に参加。レンタカーやホテル、飲食業界も撮影を支援した。
同局のチャトゥロン局長は、「同作品の撮影は、タイの経済活性化と雇用創出に貢献するだけでは無く、タイを世界のロケ地に押し上げる大きな一歩となる」と話し、自然と都市の両方を網羅したロケ地やプロフェッショナルな制作チームなどが重要な要素だと語った。