タイ保健省の専門家は、南部プーケットでエイズ(HIV)や性感染症の感染者が244人に上り、累積感染者数が6622人に達したと明らかにした。
カオソッドの報道によると、同省公衆衛生専門家のクリッタヤー氏は23日、2025年第2四半期の同県のHIV・性感染症の状況に関する情報を発表した。
同県内のHIV累積感染者数は6622人。投薬治療中の患者は5699人。新規感染者数は244人。投薬率は目標95%のうち86%になっている。また、ムアンプーケット郡は最も性感染症の患者数が多かった。
医療サービス施設での偏見・差別に関する調査では、医療従事者の65.7%が患者からの感染を懸念。50.3%がHIV感染者に対する否定的な感情があった。過去12カ月に差別行為をした人は21.2%、HIV感染者に対する差別意識を持ったのは25.1%だった。