タイ国政府観光庁(TAT)は、タイ南部の観光都市クラビを持続可能な観光の世界的モデルに位置付けることを目指し、5月15日~18日、ピピ諸島国立公園でエコツーリズムフェスティバル「アメージング・クラビ・グリーン・ガイド・フェスト2025」を開催する。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、TATは同県や主要関係者と協力してイベントを開催。同県のアングーン知事は、クラビは観光の潜在性が高い自治体の1つで、海やビーチ、森林、有名な島々など豊かな自然資源に恵まれていると述べ、持続可能な観光管理を重視し続けてきたと述べた。
アメージング・クラビ・グリーン・フェスト2025では、「7つのグリーン」「タイでやるべき5つのこと」の枠組みに沿って、来場者に環境保全活動への参加と体験を提供。環境に配慮したアウトドアや料理、廃棄物を活用したリサイクルアートなどが開かれる。
TATは、イベント開催により、国内外の旅行者約5000人の来場と、3500万バーツ超の観光収入を見込んでいる。