The 1 Central社が公表したバレンタインデーに関する調査によると、タイのバレンタイン消費額は前年比20%増加したことが分かった。年代別の購入品から、Z世代は楽しむことを重視し、X・Y世代は健康に気を配っていることが読み取れるという。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、健康をテーマにした贈り物の売上げが2倍に増加。エクササイズ器具が最も多く、スマートウォッチ、スポーツシューズ、スポーツウェア、スポーツ用品が続いた。
年齢別では、Z世代(13~28歳)は「バレンタインデーを楽しむ」ことを重視。化粧品や香水、口紅やアイシャドウ、アルコール飲料の購入が最も多かった。
Y世代(29~44歳)は健康と美容を気遣う贈り物の購入が多く、スポーツウェアやジュエリー、ファッションアクセサリーへの支出が増加。
X世代(45~60歳)からベビーブーマー(61~79歳)はお互いの健康管理を重視する贈り物が多く、スポーツ用品やスキンケア、自宅でお祝いするための食材への支出が増加。バランスの撮れた生活を送ることを大切にする価値観を反映しているという。
2025年のバレンタインギフトトップ10は、1位:花、2位:運動器具、3位:スマートウォッチ、4位:ジュエリー、5位:人形、6位:スポーツウェア、7位:チョコレート、8位:時計、9位:香水、10位:スポーツシューズ。
一方、CRC VoiceShareの世論調査によると、2025年のバレンタインデーについて、「愛情や思いやりを示す日」と回答したのは80%。「若者の祭りの一つ」は15%、「ビジネスチャンス」は5%だった。
バレンタインデーに人気の活動トップ5は、1位:外食、2位:ショッピングモールで買い物、3位:映画、4位:自宅で料理、5位:運動だった。
また、「家族にプレゼントを贈る」と回答したタイ人は45%、「恋人に贈る」は40%、「友達」は10%、「自分自身に」は5%。予算は1個当たり500~2000バーツが多く、バレンタインデー1週間前の購入が多かった。