東海テレビ・フジテレビ系全国ネットで放送中の土ドラ「最高のオバハン中島ハルコ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~」シリーズ第3弾!タイと日本を舞台に物語が展開していく同ドラマで主演を務める大地真央に、タイの魅力や撮影裏話を聞いたスペシャルインタビューと現地リポートが東海テレビから届いた。
――タイでの撮影は現地スタッフと日本人スタッフが協力して撮影されたと思いますが、撮影方法など、タイと日本で違いはありましたか。
大地 撮影方法は、そんなに違いは感じませんでしたが、日本にくらべて時間がきっちりしているというのは感じました。ランチの時間やディナーの時間が何時間おきと決まっていたり、お弁当ではなく必ずケータリングだったり。でも今回の撮影時は、結構融通を利かせてくださっていたと思います。
――タイで苦労したことはありますか?
大地 渋滞がすごい!普通に行けば30分のところ、1時間半くらいかかってしまう。タイの渋滞はちょっとすごかったですね。まだ明るいうちに終わっても帰ってきたらもう真っ暗みたいな。時間が読めないというところはありました。
――言葉という面での苦労はありませんでしたか?
大地 自分がタイ語をペラペラ話せたらいいのにと思いましたが、壁というのは感じませんでした。ハルコさんはタイ語をわかっている設定ですが、撮影の際に不思議と私も相手の方の長台詞に自然にパッと返せたり、自分でもびっくりしたことがありましたね。本当に心が通じ合えたという瞬間ですよね。通訳の方がいらっしゃいましたが、なかなか日本でいう微妙なニュアンスがどういうふうに伝わるのか、というのは手探りだったみたいです。でも結果としては、とても通じ合えたという感じがしました。
――タイでの撮影で最も印象に残っていることを教えてください。
大地 私はやはりゾウに乗ったことと、船での撮影を終えて帰る時に見たチャオプラヤー川の素晴らしい夜景が印象的でした。それと撮影がお休みの日に偶然、まりかちゃんに会ったというのも印象に残っていますね。私はたまたまタイに住んでいる知り合いと一緒に有名なホテルを訪れたのですが、1人で座っている女の子がいるなぁ、日本人かなと思っていたら、まさかのまりかちゃん!(笑)タイにはたくさんの観光名所があるのに、その時間に、その場所で、偶然会うなんてやっぱり縁があるねと手を取り合って喜びました(笑)
――シリーズ第3弾となりますが、改めてハルコ役を演じるにあたり気をつけているところや新たに挑戦したことがあれば教えてください。
大地 ハルコさんはとにかくなんでもできちゃう、なんでもやっちゃうスーパーウーマン。できて当たり前の人なので、いろいろな意味で毎回大変なんです。でも今回はちょっと苦手な部分や、落ち込む瞬間があったりと、人間らしいところも出しています。また名古屋生まれ名古屋育ちでお嬢様育ちのハルコさんですから、どんなに忖度なく誰にでもズバズバ言っても品は保ちたいなという風に毎回思っています。
8日(土)放送の第6話では、グルメ雑誌編集者の菊池いづみ(松本まりか)が中島ハルコ(大地真央)に指示され、特製スイーツを売り込むためタイにやってくる。タイ財閥御曹司のラン(ジー・スッティラック)と久しぶりに再会するいづみだったが、ランのそばには幼なじみのアイ(KATE CATHREEYA BAUWENS)がいた。
一方、ハルコは、ランの友人である龍(堀海登)が何かを抱えていることに気付く。珍しく龍をタイ料理店に誘ったハルコは、そこで龍の悩みの本質を見抜く。そんな中、ハルコスイーツを巡り、離婚寸前の日本×タイの国際結婚カップルの泥沼劇が展開して…。
第6話分がタイで撮影されたのは昨年11月。タイの伝統的な祭り「ロイクラトーン」が開催された日で、タイのテレビ局による出演者への取材もあった。タイのテレビ局が大地に「タイ撮影の空き時間に行きたいところは?」と質問を投げかけると、大地はまず「海が好き」と前置きして、「今回のタイでの撮影休暇にサムイ島へ行く予定でしたが、それが叶わなかったことを残念に思っています」と話した。
続いてタイの印象について尋ねると「みなさん、とても優しい方が多く、タイ料理もとても美味しいです。GEEさんが差し入れてくれたボートヌードルが特に美味しかったです」と伝えた。その後、大地はタイの視聴者に向けてタイ語でメッセージを送った。発音や読み方を何度も練習したようで、その努力が感じられる素晴らしいメッセージだった。
取材終わりにタイのテレビ局スタッフに大地の印象を尋ねると、全員が口を揃えて「“とても”綺麗」と“とても”を強調して話し、また「タイ語がとても上手で、長いタイ語の文章まで話してくれた」と驚きの声が上がった。
また第6話で財閥御曹司・ラン(GEE SUTTHIRAK)の幼なじみ・アイとして登場するのが、現役の大学生であり、新進気鋭の俳優としてタイで主演作が控えているKATE CATHREEYA BAUWENS。
タイではリハーサルをせずに、いきなり本番という撮影スタイルが主流と言われている。今回KATEは、慣れない日本式の撮影(シーン一連の動きを確認してから細かくカットを割って撮っていく)スタイルに悪戦苦闘しながら、必死に食らいついて撮影に臨んでいた。そんな中、公園でのロケ中に「コモドドラゴン」らしきタイではおなじみの小動物に遭遇すると、写真を撮りながら日本スタッフに「Look!Look!」と少女のようにはしゃぐ一面も垣間見られた。
今回「最高のオバハン中島ハルコ」の中でどんな演技を見せるのか、日本での初出演に注目だ。
[放送概要]
タイトル:「最高のオバハン中島ハルコ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~」
放送日時:2025年1月4日(土)~3月15日(土)予定<全11話>毎週土曜日23時40分~24時35分 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
出演:大地真央 松本まりか GEE SUTTHIRAK 大友花恋 堀海登 合田雅吏 蕨野友也 Davuth Chheang 星野奈緒 船ヶ山哲 / 今野浩喜 Tep Rindaro KITTIPOL KESMANEE
原作:林 真理子 『最高のオバハン』シリーズ(文春文庫)(『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』『最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!』)
脚本:西荻弓絵
音楽:鈴木ヤスヨシ
主題歌:「Good Vibes」 DXTEEN (UNIVERSAL SIGMA)
オープニング:「Wonder Woman」 PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE(LDH Records)
企画:市野直親(東海テレビ) 髙石明彦(The icon)
プロデューサー:松本圭右(東海テレビ) 中頭千廣(東海テレビ) 古林都子(The icon) 矢ノ口真実(The icon) 深澤 知
演出:渋谷未来 進藤丈広 保母海里風 加治屋彰人
制作著作:The icon
制作:東海テレビ