タイ12都県の大手百貨店や市場で販売している野菜・果物16種類を無作為に検査したところ、安全基準値を超える残留農薬が検出されたことが分かった。
マティチョンの報道によると、農薬警告ネットワーク(Thai-PAN)は3日、2024年11月27日から12月11日まで、バンコク、ノンタブリー、チェンマイ、ナコーンサワン、ラーチャブリー、パトゥムターニー、ナコーンパトム、ラヨーン、コーンケーン、ヤソートーン、マハーサーラカーム、ウボンラーチャターニーの各都県で実施した調査結果を公表した。
百貨店や市場から回収した85サンプルを分析したところ、419種類の残留農薬を検出。特にナツメは全体の100%、シャインマスカットは96%から安全標準値を超えた農薬を検出した。
安全基準値を超える残留農薬を検出した野菜・果物は、ナツメ(100%)、シャインマスカット(96%)、バジル(94%)、水菜(88%)、セロリ(88%)、インゲン豆(88%)、オレンジ(82%)、唐辛子(82%)、チェリートマト(64%)、グアバ(59%)、ドラゴンフルーツ(53%)、レタス(53%)、カイラン(53%)、大根(29%)、グリーンオーク(35%)、リンゴ(6%)など。