第97回米アカデミー賞の最優秀国際長編映画部門の選考を突破していたタイ映画「ラーンマー(英題:How To Make Millions Before Grandma Dies)」は、最終候補5作品へのノミネートを惜しくも逃した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、「ラーンマー」は映画制作会社GDHが制作。監督はパット・ブンニティパット氏。
「ラーンマー」は昨年12月、同部門に出品された外国映画85作品のうち、選考を突破した15作品のうちの1つに選ばれていた。タイ映画が15作品まで残ったのは初めてで、タイの映画界にとって重要な節目となった。
しかし23日午後8時30分(タイ時間)に発表された最終候補5作品は、ラトビアの「Flow」、ブラジルの「I’m Still Here」、フランスの「Emilia Perez」、デンマーク「The Girl with the Needle」、ドイツの「The Seed of the Sacred Fig」だった。
最優秀作品は3月2日に発表される。