21日正午頃、タイ・バンコクのワッタナー地区スクムウィット通りで、自動車が配達員男性(48歳)のバイクに衝突し、配達員が死亡した。接触事故を巡るトラブルで、自動車の運転手が配達員のバイクに故意に衝突したとの目撃証言もあり、警察は自動車の運転手を殺人容疑で逮捕した。
マティチョンの報道によると、配達員の男性はスクムウィット通りソイ8~10の歩道で発見され、その後、死亡が確認された。
目撃証言によると、配達員の男性と自動車の運転手の男が、接触事故を巡り口論。その後、男が自動車で逃げようとしたため、配達員の男性が追跡。自動車を止めて話し合いに応じるよう要求し、自動車の運転席の窓を数回叩いたという。
男は自動車から降りて配達員の男性を暴行。男性はバイクに乗り逃げようとしたが、男は自動車で追い掛けてバイクに車を衝突させたとみられる。
死亡した男性の妻(39歳)は、「今朝夫と話したばかりなのにショックだ。子ども4人を抱え、夫は必死に働いていた。家族を養う人がいなくなった」と話し、最後まで罪を訴えるとしている。
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