タイのエネルギー省によると、2024年1~11月の1日当たりの燃料消費量は1億5522万リットルで、前年同期比2%増加した。観光業の回復で、航空機の燃料消費量などが拡大した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、ディーゼル燃料は、輸出拡大の影響で輸送・産業部門での需要が増加。消費量は前年同月比2.4%増の1日当たり6666万リットルだった。
航空機向けジェット燃料は1日当たり1573万リットルで、同18.14%増加。ガソリンとガソホール(ガソリンとエタノールの混合燃料)は同0.02%増の1日3155万リットルと微増。
液化天然ガス(LPG)の消費量は、石油化学・家庭向け・輸送・製造部門での需要が増加。1日当たりの消費量は1840万キログラムで、同3.4%増加した。
一方、天然ガス(NG)消費量は、天然ガス自動車(NGV)車両や補給所の閉鎖の影響で減少傾向。1日当たり279万キログラムで同16.7%減少した。