タイ警察と地元当局は26日、北部ピチット県ポータレー郡のパーナコン・チャイボウォーン寺院で瞑想に利用したとされる41遺体が見つかった事件で、バーンムーンナーク郡にある寺院でも32遺体を発見したと明らかにした。
カオソッドの報道によると、パーナコン・チャイボウォーン寺院に保管されていた遺体に関する資料から判明した。バーンムーンナーク郡の寺院は、パーナコン・チャイボウォーン寺院のサーイフォン僧侶が以前に住んでた寺で、現在は弟子に任せて引っ越したという。
僧侶によると、32遺体は本人からの希望で、無くなる前に遺体を寺院へ提供することになっていたという。ピチット県内には、他にも同様の修行をする寺院が1~2件あるとの情報もあり、当局は範囲を広げて引き続き調査する。
また公共放送PBSの報道によると、当局は41遺体のうち12遺体の身元を確認。現在までに僧侶に対する告訴は無いという。