タイ災害防止軽減局は、8月16日から10月7日までに全国77都県中44県が洪水被害を受け、52人が死亡、28人が負傷したと公表した。7日時点で主に北部と東北部23県で洪水が継続中で、77郡358町1647村の6万6752世帯が被害を受けているという。
同局によると、北部では9県で洪水被害が継続中。水位が低下しているのはチェンマイ、チェンライ、ラムパーン、ナコンサワン、ペッチャブーン、スコータイ、ターク。水位が上昇しているのはラムプーンとピッサヌローク。
東北部では7県で被害が継続。水位が低下しているのはブリーラム、ナコンラーチャシーマー、ウボンラーチャターニー、ウドンターニー。水位に変化が無いのはガーラシン、チャイヤプーム、マハーサーラカーム。
中部では5県で被害が継続。水位に変化が無いのはナコーンパトム、スパンブリー、シンブリー。水位が上昇しているのはアーントーン、アユタヤ。
南部ではナコンシータマラーとソンクラーの2県で被害が発生し、いずれも水位は低下中。