コンテンツ開発などを手掛けるHUUM(本社:東京都港区)は、日タイの3社と共同で、消費者の購買行動に強い影響力を持つキーオピニオンリーダー(KOL)を活用したマーケティング事業の拡大に向け、パートナーシップに関する了解覚書(MOU)を締結した。バンコクにKOLセンターを設立し、アジア各地への展開を目指す。
同社は、ライブコマースプラットフォームを展開するBigxShow LALA(本社:タイ・バンコク)とLALA STATIONS(本社:東京都世田谷区)、広告・マーケティングのMEDIA INTELLIGENCE GROUP(MI、本社:タイ・バンコク)の3社とMOU締結。
各国の市場環境に適した、新たなビジネスモデルの構築と検証を視野に、近年特にKOLマーケティング市場とソーシャルコマース市場が拡大しているタイを中心に、KOLマーケティング事業の共同推進について協議を進める。
また、アジア各国のKOLが自由に集い、活動できる拠点として、バンコクにKOLセンターを設立。撮影・配信スタジオを備え、交流や研修、イベント開催を通じ、KOLの育成とグローバル展開を支援する。今後、アジア各地に展開する予定。
KOLは、芸能人・俳優・インフルエンサー・ユーチューバー・専門家(美容師、医師、ママタレントなど)の総称で、単に「影響力のある人」ではなく、特定の分野で専門性や信頼性を持ち、ファンとの深い関係を築いている人物を指す。