在チェンマイ日本総領事館の7日午後6時30分の発表によると、チェンマイ市の一部地域では洪水の影響により停電や断水が続き、幹線道路や一部交通機関が運休している。
同領事館によると、電気や上水道などのライフラインは徐々に復旧しつつあるが、一部地域では停電と断水が続いている。
タイ民間航空局(CAAT)によると、チェンマイ国際空港は通常どおり稼働中。空港へアクセスする道路の一部が不通になっているため、余裕を持って空港へ行くよう呼び掛けている。
鉄道はこれまでの降雨と洪水の影響で、チェンマイ~ランパーン間は不通(バンコク~ランパーン間は運行)。長距離バスはチェンマイのバスターミナルが冠水し、復旧の目処が立っていない。バンコク~チェンマイ行きなどのバスは通常どおり運行中だが、臨時発着所(バスターミナル出入口近辺にある高速道路側のGHBANK付近)を設置して対応している。
7日12時現在、チェンマイ県交通警察が発表した市内通行止めは以下の地域。
(1)通行止め又は一部通行止め
・ノーンプラティープ交差点:ジャルーンムアン通り方面は通行止め。
・マヒドン通り:通常通行可。但し一部冠水している区間があるため通行の際は注意を要する。
・チャンクラーン通り:ラゲーン交差点からマヒドン通りまでの区間は通行止め。
・チャンクラーン通り(セーンタワン交差点からラゲーン通り):通常通行可。但し一部冠水している区間があるため通行の際は注意を要する。
・ジャルーンプラテート通り:アナンタラーリゾートからメンライ橋までの区間は通行止め。
・サンナールン通りの線路 - ムアンガーイ寺院 - カーウィラアヌクーン学校からサンパーコイ市場方面:通行止め。
・内環状線のピン川に架かるパーデート橋:通行止め。
(2)これまで通行止めとなっていた国道11号線(スーパーハイウェイ・チェンマイ-ランパーン線)は現在通常通行が可能。