オンライン求人会社のジョブズDBの調査によると、タイの6割の従業員は、自身の能力やキャリアの希望と合っていない場合も、現在の仕事に満足していることが分かった。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、能力と仕事のミスマッチを感じているにも関わらず、「現在の仕事に満足している」と回答したタイの従業員は48%。「非常に満足」と回答した人は12%だった。「現在の仕事は自分の能力と合わない」は25%。
能力と仕事のミスマッチは低賃金従業員の間で顕著になっており、月給1万3000バーツ以下の従業員の41%がミスマッチを感じていた。
また多くの従業員は同じポジションに留まることを望んでいたが、年代別に見ると若年層(18~24歳)の54%は「特定の職種で長期間働くつもりはない」と回答。一方で45~54歳の年齢層では、「ミスマッチを理由に退社を決断する」と回答した人は17%だった。