タイ工業連盟(FTI)の27日発表によると、7月の自動車生産台数は、前年同月比16.62%減の12万4829台。前月比では7.34%増加した。1~7月は前年同期比17.28%減の88万6069台。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、国内販売向けは同40.85%減少。FTI自動車産業部会のスラポン氏は、金融機関のローン審査厳格化や高水準の家計負債、経済成長の鈍化の影響で、国内の自動車販売が低迷していることが要因だと述べた。
7月の国内自動車販売台数は、前年同月比20.58%減の4万6394台。前月比では2.66%減少した。ローン審査の厳格化により、特にピックアップトラックの販売が振るわなかった。1~7月では前年同期比23.71%減の35万4421台。
7月の自動車輸出は、前年同月比22.70%減の8万3527台。前月比では6.22%減少した。中東を中心とした地政学的紛争の影響で、海上輸送に遅延が発生。中東と欧州への納入が遅れた。アジア、オーストラリア、中東、欧州、中央アメリカ、南アメリカへの輸出が減少した。
自動車輸出額は前年同月比16.56%減の563億9787万バーツ。1~7月の輸出台数は同5.39%減の60万2567台だった。
7月のバッテリー式電気自動車(BEV)の新車登録台数は、前年同月比20.68%増の8332台。