タイ国政府観光庁(TAT)は、タイのデザートチェーン「コーヒービーンズ・バイ・ダオ」の人気マスコット「バターベア」を、国内観光促進のため、観光プレゼンターに採用すると発表した。
タイラットの報道によると、TATマーケティング・コミュニケーション担当副総裁のニティ氏は、バターベアファンのタイ人や中国人を観光誘致するキャンペーンを、8月から開催すると述べた。キャンペーンにより、タイ国内外で最大20%のファン獲得を目指す。
期間中、バターベアのファンはマスコットと一緒に、タイ各地を巡って観光でや食事、買い物を楽しめる。約5~10万人の旅行者が参加し、観光収入は約1億バーツを見込んでいる。
その後、約100万人のバターベアファンがいると推定される中国市場に展開する。TATは、約5~10万人が観光のためタイを訪れると推定している。TATは、ワットアルンなど有名観光地で、バターベアを利用した観光プロモーション動画の撮影も企画している。
TATは7月上旬、中国の人気マスコット「ラブブー」を招待し、タイ国内で観光プロモーション動画を撮影。動画の再生数は5億回以上で、ツアー旅行は2万件以上の売上があったため、観光プロモーションにバターベアを起用する案が挙がったという。