プラチャーティポック王研究所(KPI)が実施した世論調査によると、タイ国民の支持が最も高い政党は前進党で、次期首相には党首のピタ・リムジャルーンラット氏を望む声が最も多かったことが分かった。
マティチョンの報道によると、KPIは5月7日から18日、全国の1620人を対象に「昨年5月14日の総選挙から1年後、政党及び首相に関する世論調査」を実施した。
「次期首相に誰を望むか」との質問に対して、「ピタ氏」と回答したのは46.9%、「プラユット・チャンオチャ将軍」が17.7%、タイ貢献党の「ペートーンターン・チナワット氏」が10.5%、現首相の「セター・タビシン氏」が8.7%、現副首相の「アヌティン・チャーンヴィラクル氏」が3.3%、民主党の「ジュリン・ラクサナウィシット氏」が1.7%、国民国家の力党(パラン・プラチャラート党)の「プラウィット・ウォンスワン将軍」が0.4%だった。
「今後数日中に下院選挙があった場合、どの政党を選ぶか」との質問に対しては、「前進党を選ぶ」が35.7%、「タイ貢献党」が18.1%、「タイ誇り党(プームチャイタイ党)」が11.2%、「タイ統一党(ルアムタイサーンチャート党)」が9.2%、「国民国家の力党」が7.8%、「民主党」が5%、「タイ・パッタナー党」が1.6%、「プラチャーチャート党」が1.2%、「未定」が10.2%だった。
「どの政党から政党名簿議員を選びたいか」との質問に対しては、「前進党の候補者に投票する」が44.9%、「タイ貢献党の候補」が20.2%、「タイ統一党の候補」が10.9%、「タイ誇り党の候補」が3.5%、「国民国家の力党の候補」と「民主党の候補」が3%、「プラチャーチャート党の候補」が1.3%、「タイ・パッタナー党の候補」が0.7%、「未定」が12.6%だった。
これらの回答に基づいた、選挙区選出議員と政党名簿議員の選挙結果を予測すると、前進党は下院で208議席を獲得し、続いてタイ貢献党が105議席、タイ誇り党が61議席、タイ統一党が34議席、国民国家の力党が30議席、民主党が22席、タイ・パッタナー党が10議席、プラチャーチャート党が9議席、その他の政党が21議席を獲得する見込み。