タイ防災・軽減局の16日発表によると、ソンクラーン期間の4月11日から15日の5日間に報告があった交通事故件数は1564件で、前年同期比10.4%減少した。負傷者は同8.3%減の1593人、死者は206人で、昨年の200人から増加した。
バンコク・ポストの報道によると、チョンラナン・シーケーオ保健相は、全国77県中、17県では交通死亡事故が発生していないと述べた。
事故発生件数が最多だったのはチェンライ県で61件。負傷者最多はナーン県で60人。死者最多はバンコクとチェンライで、各13人だった。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、15日の交通事故は301件。負傷者314人、死者39人。
事故原因はスピード違反によるものが最多で43.2%。次いで飲酒運転(23.9%)、割り込み(15.3%)となった。事故の83.8%が二輪車によるものだった。
事故発生場所の78.7%が直線道路で、次いで国道(38.5%)、村・町の道路(31.9%)だった。最も事故が多い時間帯は、午後4時から午後5時(9.6%)。負傷者と死者の年齢は、20~29歳が最多で18.1%だった。