13日から始まるタイの旧正月ソンクラーンを前に、バンコク最大のバスターミナルであるモーチット2は多くの帰省客でごった返している。同ターミナルを運営するトランスポート社は、ソンクラーン期間中に最大80万人がモーチット2を利用すると予測している。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同社のアタウィット取締役兼社長代理は、9日のバス利用者数は8万9575人で、往路は4万7897人(3282便)、復路は4万1678人(3143便)だったと述べた。10日の利用者は10万4727人で、往路は5万8088人(3531便)、復路は4万6639人(3235便)。
同氏は、11日の帰省客は8万人以上を見込み、4300便と予備便も用意したと説明した。
またネイションの報道によると、セター首相は10日、モーチット2を視察。スピード違反や飲酒運転による交通事故が大幅に増加するソンクラーン期間中の安全な運行を確保するため、運営会社に対し、バス運転手の身体的な準備とアルコール検査に重点を置くよう求めた。